公益財団法人 西郷南洲顕彰会設立の経緯
顕彰館設立、そして顕彰会発足
昭和52年9月24日に迎えた南洲翁没後百年記念事業として、同53年7月に、教育資料を展示する西郷南洲顕彰館(一般募金により建設し鹿児島市に寄附)が開館しました。
西郷隆盛先生のお墓を中心に、師を守るが如く慕うが如く居並ぶ西南役烈士の墓、その東に南洲神社、西隣に西郷南洲顕彰館があります。
その後、昭和57年12月に鹿児島県と鹿児島市の出資金3,000万円を基金として財団法人西郷南洲顕彰会が発足しました。
また、平成24年4月1日より公益財団法人へ移行し、引き続き活動しています。
顕彰会の目的
本会は、南洲翁が祀られた南洲神社、南洲翁と西南の役烈士が眠る南洲墓地、そして西郷南洲顕彰館がある聖地を拠点として、南洲翁を中心とする明治維新先覚者の遺徳偉業を検証するとともに、その事績及び精神的遺産を後世に顕彰するための研究調査並びに一般への啓発活動を行い、併せて青少年の教育と健全な育成に寄与することを目的として活動を続けております。
今の世は、南洲翁がその遺訓の中で、善からぬことの第一にあげられた「己を愛すること」が善となり、利己あって人無く、社会秩序は乱れ、国家・地方の財政も破綻の道を歩んでおります。
徳富蘇峰は、南洲先生没50年記念講演会において「南洲翁を慕う心が、国民にある間は日本はまだまだ大丈夫である。是が無くなる時には、恐らくは国が亡びる時と思います。」と述べています。
そして今、家庭教育・学校教育の中で、南洲翁を慕う心、敬天愛人の精神を学ぶ心はまさに消えようとしています。
西郷南洲顕彰会は、翁を敬愛し、世を憂うる方々とともに「敬天愛人、克己、道義立国」の南洲遺訓に生きる自らの一燈を点じ、次世代を担う青少年の心に一燈また一燈を点じて行きたいと念願しております。
この一燈行の集いの場として、賛助会員制を設けました。
賛助会員募集
賛助会費
個人3,000円 ⁄ 年1口
法人10,000円 ⁄ 年1口
財団法人の基金を運用して得る利息収入だけでは、積極的な教育活動は出来ませんので、資金援助を仰ぐ意味もあります。
ご侠援の賛助会費は、運用資産として、その年度(4月1日~3月31日)の教育事業費に充当します。
何卒、本会の趣旨にご理解を賜り、賛助会員としてご支援下さるようお願い申し上げます。
賛助会員の優待
- 機関誌『敬天愛人』の最新号を無料で贈呈
- 本誌はA5版(約300~400項)で、年1回9月に発刊します。
既刊分を希望者に発送いたします。(初期送料2,000円)
ただし、創刊号~4号、8~15号、27号、28号は在庫がありません。
- 本誌はA5版(約300~400項)で、年1回9月に発刊します。
- 南洲翁、西南役に関する照会事項の優先調査
- 南洲遺訓学習会のご案内(9・10月を除く毎月第4土曜日、午後2時から)
- 南洲及び西南の役を偲ぶ旅(10月の第3or第4月曜)のご案内
賛助会員になるには
賛助会員加入の手続き
直接事務局へお越しいただくか、郵便振替でご送金願います。
会員証と当年度『敬天愛人』誌と領収書をお送りします。
口座番号 | 02060 – 2 – 32386 |
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加入者名 | 財団法人西郷南洲顕彰会 |
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